日程1 日程2 |
令和3年2月21日(日)〜22日(月) |
会 場 | 東京都港区東麻布3−8−10 バーリータワーズ10階 都営地下鉄大江戸線・東京メトロ南北線 麻布十番駅6番出口すぐ |
受講費 | 170,000円 |
参加資格 | 鍼灸師(学生可)・医師(学生可)で喫煙を行わない者 |
電 話 | お電話によるお問い合わせ、お申し込みはこちらへどうぞ YOJO SPA : 03ー3560ー6172 |
備 考 | 新型コロナウイルスの感染状況により、 止むを得ず日程を延期とさせていただく場合がございますので、 予めご了承ください。 |
参加資格 | 鍼灸師(学生可)・医師(学生可)で喫煙を行わない者 |
世界が認めた "Japanese Beauty Shinkyu"
コラーゲン誘発鍼の理論と技法
・元祖美容鍼灸 〜 Japanese Beauty Shinkyu 〜
本セミナーの講師を務める北川毅は、美容外科、美容皮膚科などの現代医学の美容医療を専門とする医師の先生方のご指導を受けながら、美容医療に関する基礎的な知識と理論を学び、自身の専門分野である東洋医学の知識と鍼灸の技術と融合させて、美容鍼灸という新しい分野の鍼灸を確立しました。そして、国内外の鍼灸の業界においてその提唱を行ない、現在、その日本発の美容鍼灸は、Japanese Beauty Shinkyu として、日本国内のみならず、世界各地で実践されています。
・コラーゲン誘発鍼
コラーゲン誘発鍼は、皮膚の中で新しいコラーゲンの産生を誘発する最先端の美容鍼の手法です。コラーゲンとは、タンパク質の一種で、皮膚の真皮では、タンパク質の70%以上をコラーゲンが占め、ナイロンの釣糸のように伸展性がなく丈夫な特性によって、皮膚の強度を保持しています。真皮のコラーゲンは、肌にはりと弾力を与えて、みずみずしく健康的な肌を保持する働きも果たしていますが、加齢とともに減少し、コラーゲンが減少すると、しわやたるみの原因となります。
鍼灸の施術で使用される微細針を、皮膚の真皮に刺入すると、真皮層には「マイクロトラウマ」と呼ばれる微小損傷が生じて微小出血が起こります。血液に含まれる血小板は、普段は不活性な状態で存在していますが、出血が誘因となって活性化します。真皮には、新しいコラーゲンとエラスチンを作ることができる「線維芽細胞」という細胞が存在します。活性化した血小板は、この線維芽細胞に刺激を与え、コラーゲンとエラスチンの産生を誘発します。コラーゲン誘発鍼の施術では、皮膚の真皮に、意図的に多数のマイクロトラウマを作ることで、このような血小板と線維芽細胞の働きを利用して、新しいコラーゲンの産生を促します。皮膚の真皮でコラーゲンの産生を誘発させるためには、多数のマイクロトラウマを作ることが必要です。そのため、顔面部に100本〜200本もの多数の刺針を行うことが、コラーゲン誘発鍼の大きな特徴です。
皮膚は、非常に強固なバリア機能を持っているため、どんなに高価な化粧品でも、皮膚の最も外側にある角質層を透過して、皮膚の中や体内に侵入することはできません。一方、美容鍼では、真皮層の線維芽細胞を刺激することで、自分自身の力で、皮膚の中でコラーゲンを増やすことができるのです。
・鍼灸の技術習得と技術向上
美容鍼灸が注目を集めるようになったことで、唐突にこの分野の鍼灸を行う鍼灸師たちが増え、美容医療よりも、エステティックと鍼灸を組み合わせた施術が行われるようになり、日本国内においては、むしろ多数派となりました。このような経緯から、北川毅と一般社団法人健康美容鍼灸協会は、美容鍼灸とは、「美容を目的とした鍼灸」あるいは「鍼灸を用いた美容」と定義し、鍼灸の一分野であることを基本理念として活動しています。そのため、本セミナーにおきましても、鍼と灸に関する技術指導とトレーニングを集中的に行い、手技やエステティック等の技術指導は行いません。 現状では、特に美顔を目的とした鍼灸が世界各地で高い注目を集めており、主として、顔面部のたるみ、小皺、くま、くすみ、浮腫などの皮膚の老化、代謝不良、血行不良に起因する症状に対して利用されていることから、特に、顔面部の美容を目的とした美顔鍼(養顔鍼法)の技術習得と技術向上を目標とした刺針のトレーニングを2日間にわたって徹底的に行います。
コラーゲン誘発鍼では、顔面部の経穴や表情筋ばかりでなく、皮膚の真皮を対象として、100本〜200本もの多数の刺針を行います。刺針によって皮膚に多数の微小損傷が生じることで、真皮に微小出血が起こると、出血した血液の血小板が活性化して真皮の線維芽細胞に刺激を与え、線維芽細胞のコラーゲンとエラスチンの産生を誘発します。
本セミナーは美容を目的とした「鍼灸」の技術の習得と向上に特化したセミナーであり、鍼と灸以外の技術指導は一切行っていません。少人数制により、北川毅が自ら創案した「二指推鍼法」と「コラーゲン誘発鍼」の技術を徹底して伝授します
最も人目につきやすいことから、美容の分野では、特に重要な部位であると位置付けられています。そのため、顔面部に対して、円滑で合理的な刺針を実現するためのトレーニングを徹底的に行います
本セミナーは世界各地で開講されているため、本セミナーの受講者には、全世界共通の国際セミナー修了証を授与されます。
本セミナーの受講者には、北川毅が会長を務める国際的な鍼灸の団体である一般社団法人健康美容鍼灸協会への入会資格が与えられます。
一般社団法人健康美容鍼灸協会は、「適応疾患の治療」「健康増進」「美容」を3本柱としたTOTAL SHINKYU(総合鍼灸)を実践する三ツ星鍼灸師の養成を行なっています。本セミナーを修了し、一般社団法人健康美容鍼灸協会に入会することで、三ツ星鍼灸師養成講座の受講資格が与えられます。
本セミナーは美容を目的とした「鍼灸」の技術の習得と向上に特化したセミナーであり、鍼と灸以外の技術指導は一切行っていません。少人数制により、北川毅が自ら創案した「二指推鍼法」と「コラーゲン誘発鍼」の技術を徹底して伝授します
北川先生は指導経験が豊富な活動的で情熱的な指導者です。先生のセミナーには、デモンストレーション、技術指導、技術チェック、様々な臨床実習などの内容が盛り込まれていて感銘を受けました。
そして、参加者全員が刺針関する確実な技術力を身に付けて修了しました。北川先生の手法を実践することで、患者さんたちは、とてもリラックスすることができて、同時に元気にもなると報告してくれます。
北川先生の美容鍼灸を受ける度に、その効果に感動しています。この技術が大きく広がり、より多くの方々に、この喜びが広がることを願っております。
ヘアメイクアーティスト
藤原 美智子
鍼灸師
一般社団法人 健康美容鍼灸協会 会長
一般社団法人 日本中医学会 評議員
チバソム・インターナショナル・ヘルス・リゾート(タイ) ゲストコンサルタント
YOJO SPA オーナー
国内外の鍼灸と美容の分野に「美容鍼灸」を提唱し、その概念を定着させた美容鍼灸の世界的な第一人者。国内外で600人以上の専門家を育て上げた実績を持ち、また、世界各地に顧客を持つ。
東京港区の「YOJO SPA」にて鍼灸の臨床に携わるかたわら、アジア最高峰のヘルスリゾートである「チバソム・インターナショナル・ヘルス・リゾート」(タイ)においてもゲストコンサルタントとして定期的に日本の鍼灸治療と美容鍼灸を行う。
世界のKitagawaとして、東洋医学、鍼灸、美容、スパに関する教育、執筆、翻訳、研究まで幅広く活動中。
美容鍼灸という分野の鍼灸が行われるようになったのは、鍼灸の長い歴史の中ではごく最近のことであり、この分野に関しては、ベテランの鍼灸師たちにとっても未知の部分が多く、先人や指導者と呼べる専門家は存在していませんでした。私自身にも「師」と呼べる指導者はいなかったため、「美容外科」や「美容皮膚科」などを専門とする医師の先生方にご指導をいただきながら、現代医学の美容医療に関する基礎的な知識と理論を学び、自身の専門分野である東洋医学の鍼灸と融合させて、約10年をかけて「美容鍼灸」という新しい分野の鍼灸を作り上げました。
一方、世界的には、鍼灸の主流は中国式の針灸であり、日本鍼灸を実践する専門家はごく少数派となっていますが、非常に丁寧で繊細であることなどの理由から、今、日本の鍼灸が世界各地の専門家の注目を集めています。同時に、美容を目的とした鍼灸が最も盛んに行われているのは日本であることから、美容鍼灸で世界的に有名になってしまった日本人鍼灸師である私は、世界中から、まさしく、「引っ張りだこ」という状況になっているというのが実情です。そして、このことは、考えようによっては、日本の鍼灸を “Shinkyu” として世界に広める絶好の機会であると言えるでしょう。
英語には “acupuncture” という言葉がありますが、この言葉は「鍼」という意味で、「鍼灸」の「灸」が含まれていません。「灸」を意味する英語の言葉には “moxibustion”という言葉があり、「鍼灸」を英語にすると“acupuncture and moxibustion”というとても長い言葉になります。また、“moxibustion”という言葉は、英語圏の国々においても、一般の人にはほとんど知られていないというのが現状です。さらに、「日本の鍼灸」を英語にしようとすると、“Japanese acupuncture and moxibustion”と、さらに長い言葉となるため、海外でセミナーを行う時には非常に苦労します。
2010年頃より、私は、海外から、鍼灸の施術や技術指導の依頼を頂戴するようになりましたが、まずは、鍼を意味する“acupuncture”という言葉だけが独り歩きしている現状と“acupuncture and moxibustion”という長い言葉をどうにかしなければ、日本の鍼灸を世界に普及させることは難しいであろうと考えました。また、「美容鍼灸」に最も近い英語の言葉には、”cosmetic acupuncture”という言葉がありますが、”cosmetic”には、「化粧品」という意味や「上っ面を飾り立てる」というようなニュアンスが含まれることから、鍼灸の本質とは方向性が異なっていると判断されました。そこで、私は、”cosmetic”ではなく”beauty”という言葉を採用して使っているのですが、この言葉を「美容鍼灸」に採用すると“beauty acupuncture and moxibustion”という、やはり極めて長い言葉になります。そして、「日本の美容鍼灸」と言おうとすると、“Japanese beauty acupuncture and moxibustion”というさらに長い言葉になります。
そこで、私が考えたことは、日本語の「鍼灸」という言葉を、”Shinkyu”としてそのまま採用するということです。そして、実際に、海外の仕事では、常に”Shinkyu”という言葉を用いてきました。”Shinkyu”はもともと日本語の言葉ですから、これなら”Japanese”を付ける必要もありませんし、「美容鍼灸」は”Beauty Shinkyu”という短い言葉にできます。また、「日本発」を強調したい場合に、”Japanese”を付けたとしても”Japanese Beauty Shinkyu”という比較的に短い言葉で伝えることができます。 嘉納治五郎先生は、柔道を ”Japanese Wrsling”ではなく”Judo”として世界に広められました。空手も”Japanese kick boxing”ではなく”Karate”として世界中で認知されています。さらに、指圧は”Japanese massage”ではなく”Shiatsu”として、今、ヨーロッパ各地で流行しています。また、外国人の中には、日本語の言葉や漢字が大好きな人が少なくありません。例えば、面白いことに、海外のセミナーでは、いずれの国においても、受講生たちは、私のことを”Kitagawa sensei”(北川先生)と、ことさら日本語で呼びたがるというのが現状です。
このような状況から、日本の鍼灸を、もっともっと世界に広めていくためには、まずは、世界中の専門家たちに”Shinkyu”という言葉を認知してもらうことが得策なのではないかと考えています。そして、”Shinkyu”が世界の共通語になった暁には、必ずや、”Shinkyu”は世界の鍼灸(acupuncture and moxibustion)のブランドでありステイタスとなるばかりでなく、私たちは、”acupuncture”や”acupuncture and moxibustion”という言葉を使う必要もなくなるであろうと確信しています。そして、このような着想から、私は、”Beauty Shinkyu”と ”Japanese Beauty Shinkyu”という造語を造り、日本の「鍼灸」と「美容鍼灸」を世界各地の専門家に認知してもらうための活動を続けてきました。
皆さん、本セミナーで、”Japanese Beauty Shinkyu”の知識と技術を身に付けていただき、是非、一緒に、ShinkyuとBeauty Shinkyuを世界に広めていきましょう!
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